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<写真:Khmer Times>
プノンペンは2025年1月末にリバーサイドエリアで歩行者専用の「ウォーキングストリート」を開設する予定である。
この新たな観光名所は、カンボジア郵便局前から王宮までの区間を結ぶ計画で、観光客と地元住民の双方に魅力的な空間を提供することを目的としている。
プノンペン市庁舎では25日、フオン・スレン市長が主導するプロジェクト会議が開催された。この会議には観光省、カンボジア郵便局、カンボジア電力公社などの関係機関が参加し、計画の進捗状況と課題について議論が行われた。
市政府によると、プロジェクトの第一段階として飲食エリアの整備が最優先事項に位置付けられており、その他の課題は段階的に解決していく方針である。
計画の円滑な実施に向け、関係省庁や機関の協力体制を強化する必要性が強調された。
スレン市長は当初ウォーキングストリートを金曜日と週末のみに開放し、この期間中は車両の通行を制限する考えを示した。
また、駐車場や公共トイレ、屋台の配置といった付帯施設の整備を進め、市民や観光客の利便性を高めることに努めると述べた。
このプロジェクトは新型コロナウイルス感染症の影響や予算問題で一時中断していたが、観光促進、交通渋滞の緩和、都市の魅力向上を目的に再開が決定された。
公共事業交通局のサム・ピセス局長によれば、ウォーキングストリートは3つのゾーンに分けられる予定であり、地域住民にプロジェクトの利点を広く伝える啓発活動が進められている。
住民の協力を得ることで、プロジェクトの成功を目指す方針である。
この計画には市庁舎だけではなく、カンボジア郵便局、観光省、電力公社といった複数の機関が関与しており、各機関が連携して進行している。
ウォーキングストリートの開設は、地元住民と観光客双方にとって魅力的な都市空間を提供し、プノンペンの新たな観光資源として期待されている。
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