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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア国立銀行(NBC)と国際協力機構(JICA)は、零細・中小企業(MSME)向けの消費者保護および金融リテラシーの強化を目的として、プノンペンで共同ワークショップを開催した。
責任ある金融慣行の普及と金融サービスへのアクセス改善を後押しする狙いである。
本ワークショップは「カンボジアの金融環境」をテーマに実施され、NBCのイム・レアト副総裁およびJICAの渡辺美紀プロジェクト形成アドバイザーが出席した。
銀行・金融機関の関係者に加え、研究者や学生も参加した。
NBCによれば、ワークショップではカンボジアの金融環境の重要性や関連する調査結果が共有され、持続可能かつ効率的な金融部門の発展に向けて関係者の理解と参画を促した。
また、証拠に基づく政策立案の重要性が確認されるとともに、金融環境の改善に向けたNBCとJICAの連携を今後も継続する方針が示された。
イム副総裁は開会あいさつにおいて、MSMEに加え、女性や社会的に脆弱な層への金融アクセス拡大の必要性を強調した。
そのうえで、消費者保護と金融リテラシーの向上が、金融サービスの適切かつ責任ある利用を促進するうえで重要であると指摘した。
討論では、カンボジア銀行協会(ABC)のケマラ・ロス事務総長が、国内の銀行ネットワークによる幅広い金融サービス提供の現状を説明した。
あわせて、責任ある貸し手および借り手の行動促進、金融リテラシーと消費者保護の強化、金融人材の能力向上など、銀行業界における主要施策が紹介された。
さらに、カンボジア・マイクロファイナンス協会(CMA)のソク・ヴォウン会長は、マイクロファイナンス部門がMSME事業者や農家、地方居住者への信用供与を通じて金融包摂を拡大し、生活水準の向上と経済成長に寄与していると述べた。
また、金融リテラシーの向上は過剰債務リスクの低減、消費者保護の強化、金融部門への信頼向上にもつながるとの認識を示した。
CMAによれば、本セミナーではJICA緒方研究所による「カンボジアにおける金融包摂促進の実証研究」の成果も共有された。
CMAおよび加盟機関は今後も、金融教育の普及や革新的な金融商品の開発を通じて、国民および企業の多様な需要に対応していく方針である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。