プノンペン裁判所、Rock薬物事件の容疑者17人を起訴

3月2日、プノンペン裁判所は先月有名ナイトクラブで逮捕された容疑者17人を起訴した。

2月23日、警察はChamkar Mon地区にある有名クラブRock Entertainment Centreで312人を拘束し、薬物50キロを押収した。

約70人は薬物検査で結果が陰性だったため、釈放されたという。また、231人は社会復帰のために誓約書に署名した。

プノンペン警察のSar Thet長官によると、逮捕された中国人13人はまもなく国外追放となる予定だという。

裁判所広報担当のSous Vichea Randy氏は薬物使用・密売容疑で17人が起訴されたと話した。

国家警察広報担当のChhay Kim Khoeun氏によると、警察は今回の薬物密売事件の首謀者の確保に全力を挙げているという。

同広報担当は「我々は首謀者を特定するために多くの人々に聞き込みを行なった。現在、事件に関与した者全員を把握するために捜査を続けている」と語った。

また、プノンペン市役所は先週、Rock Entertainment Centreのオーナーのクラブ営業許可証を剥奪したという。

プノンペンのHuot Hai副知事は書簡の中で、Rock Entertainment Centreのオーナーは同クラブ内で薬物密売を禁ずるという合意書の条項に反したと話した。

書簡の中で「市役所と結んだ合意書に反した行いをしたため、市役所は営業許可証を剥奪する」と述べた。

28日、国家警察代表のNeth Savoeun氏は職員に対して、権力のある業界人たちを摘発することを恐れてはならないと呼びかけた。

同代表は「我々には野心と確固たる意志がある。我々は業務を遂行しなくてはならない。薬物密売ビジネスに関与する権力者に臆することなく、証拠を集め、行動しなくてはならない」と語った。

出典：KhmerTimes

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