プノンペンのPRO KTVで55人が逮捕、薬物使用か

プノンペンのPRO KTVで55人が逮捕、薬物使用か
2019年01月21日 00時00分 公開
プノンペンのPRO KTVで55人が逮捕、薬物使用か

19日、内務省と麻薬撲滅警察は、Chamkar Mon地区にあるKTVで強制捜査を行い、薬物使用の疑いで外国人55人を逮捕した。


20日、内務省麻薬取り締まり部門のLoeuk Vannak長官は声明の中で、中国人29人、ベトナム人23人、タイ人女性2人、韓国人男性1人、カンボジア人3人を現行犯逮捕したと述べた。


同長官によると、19日午前0時30分頃、検察官はBoeng Trabek自治区にあるPRO KTVで強制捜査を行ったという。検察は今回の強制捜査の前に数週間、事前調査を行なっていた。


「19日の深夜、容疑者はPRO KTVで警察により現行犯逮捕された」と語った。


容疑者の逮捕後、警察は容疑者から重さ2.05グラム分のエクスタシー錠剤105粒とケタミン6.48グラム、エクスタシー入りコーヒー豆97.08グラム、その他薬物関係の道具を押収したという。


Vannak長官は、薬物検査を行なった結果、容疑者のうち53人が陽性反応を示したと話した。


20日、内務省麻薬取り締まり部門のSok Sarith代表は、容疑者2人は釈放されたものの、残りの容疑者53人は事情聴取のために内務省に拘留されていると話した。


Sarith代表は、今回強制捜査が行われたKTVのオーナーは韓国人のChea Cheong Min容疑者(41)で、マネージャーはベトナム人のNguven Tuan Hah容疑者(35)とカンボジア人のHuot Choeung容疑者(32)の2人だと明らかにした。オーナーとマネージャーは麻薬密売・薬物使用容疑で逮捕されたという。


Sarith代表によると、カンボジア人女性2人は強制捜査で一度拘束されたものの、ホステスとして働いていただけで薬物を使用していなかったことが分かったため釈放されたという。


「残りの容疑者は内務省麻薬取り締まり部門で拘留されており、警察が事情聴取を終え次第、プノンペン裁判所に移送される予定だ」と語った。

 

出典:KhmerTimes

 

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