28日、カンボジア水資源気象省のLim Kean Hor大臣は台風Matmoがカンボジアを直撃することが予想されており、プノンペンやその他の州が台風の被害を受ける可能性があると警戒を呼びかけた。
10月31日、台風はベトナムに上陸後に勢力を弱め、熱帯暴風雨としてカンボジアに上陸する予定だ。
暴風雨は南シナ海の低気圧が原因で発生すると同氏は述べた。
「10月31日、台風Matmoはベトナム南部に到達後、勢力を弱め11月1日にカンボジア南部に到達する」と同氏は語った。
暴風雨のため1週間、継続的に豪雨が特にカンボジア中央平野や沿岸部で発生する見込みだと同氏は述べた。
「他の州では中程度の雨が降る見込みだ。国民には雷、暴風雨、高波に注意して欲しい」と同氏は語った。
同省広報担当のChan Youttha氏からコメントを得ることはできなかった。
28日、カンポット州の漁師、Run Maoさん(43)は海の状態は普通だが雲が出ていると述べた。
「地元当局は漁師や観光船に対して、暴風警報に関する情報提供を行い、暴風雨が去るまで漁に出ない様に勧告している」とMaoさんは語った。
Maoさんは省庁の台風Matmoに関する発表について、生活に大きく影響するため落胆しているという。
「暴風雨は1週間続くという。収入源になる魚や蟹を取りに行けない期間としては長すぎる」とMaoさんは語った。
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