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29日、カンボジア水資源気象省は「6月初旬にカンボジア国内全域で豪雨となり、低地では洪水が発生する恐れがある。国民は注意が必要だ」との声明を発表した。
声明によれば、6月1日から6月8日までカンボジア全域で豪雨となると見込まれているという。
また、5月29日から5月31日までの間はカンボジアの北西部や南部、東側のベトナムとの国境付近で豪雨が予想されているという。カンボジア水資源気象省は声明で「過去にこれらの地域では2週間、雷を含む嵐に見舞われたことがある、住民たちは厳重警戒してほしい」と注意喚起した。
今月5月初旬、フン・セン首相は洪水対策を行うようカンボジア国内の全関係機関に促した。首相は「今年は例年以上の降水量が予想されている。洪水が発生したら人命救助のために国民同士の助け合いが必要となる。皆で協力しなければならない」と話している。
カンボジア国立災害対策委員会（National Committee for Disaster Management）の報告によれば、昨年、カンボジア国内の16の州で洪水が発生し、17人が死亡、1734人が避難を余儀なくされたという。少なくとも1万4341戸、3456ヘクタールの畑、355ヘクタールの農作物が被害を受けたとされている。
出典：KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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