カンボジア、新たな世界遺産登録の手続き開始

カンボジア、新たな世界遺産登録の手続き開始
2017年02月03日 00時00分 公開
カンボジア、新たな世界遺産登録の手続き開始



カンボジアの文化芸術省は、ユネスコから他の複合寺院の結果を待つ間、世界遺産暫定リストにバンティー・チシュマー寺院を加えるための書類を準備している。
プオン・サカナー文化芸術大臣が昨年、サンボー・プレイ・クック寺院に関する1,000ページにも及ぶ書類を文化芸術省が世界遺産委員会に提出したことを明らかにしたと木曜日にクメールタイムズ紙が発表している。
プオン・サカナー大臣は、「我々はまた、バンティーメンチェイ州にあるバンティー・チシュマー寺院も世界遺産に登録されることを願い、新しい書類を準備している」と付け加えた。
「世界遺産への登録は利益性がある。一つ目は、その場所が世界中で有名になること。二つ目は保護基金を集めることができるようになることだ」と述べた。
我々政府はそれを保護するための事業を行っている。世界遺産に登録される時は、ユネスコの予算の活用や、海外の仲間を誘致することができ、また私たちは彼らの協力を得ながらその場所を管理することができる。
サンボー・プレイ・クック遺跡群はコンポントム州にあり、レンガと砂岩で造られた300以上の寺院で構成されている。 サンボー・プレイ・クック遺跡群は7世紀のクメール帝国の首都だった。
多くの寺院は1970年から1975年の内戦の間、爆撃によって損傷を受けている。
バンティーメンチェイ州にあるバンティー・チシュマー寺院はジャヤーヴァルマン7世の統治していた時代に建設されたが、現在は改装し、保存されている。
カンボジアにはユネスコの世界遺産に登録されている2つの文化遺産がある。 1992年にアンコールワットが認定され、2008年にはプレアヴィヒール寺院が認定された


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