カンボジアの地雷被害、減少も国境地域の未爆弾が新たな脅威に

カンボジアの地雷被害、減少も国境地域の未爆弾が新たな脅威に
2026年01月12日(月)00時00分 公開
カンボジアの地雷被害、減少も国境地域の未爆弾が新たな脅威に

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジアにおける地雷および不発弾(UXO)による被害者数は2025年、前年から20%減少し、39人となった。

 

一方で、タイとの国境紛争に関連して同国が投下したとされる未爆弾が、新たな深刻なリスクとして浮上している。

 

カンボジア地雷対策・被害者支援庁(CMAA)の報道官によれば、2025年に確認された死者は11人、負傷者は23人、手足の切断を余儀なくされた者は5人であった。

 

被害者の内訳は、地雷によるものが19人、不発弾によるものが20人であり、性別および年齢では男性27人、女性4人、18歳未満の子どもが8人含まれていた。

 

同庁のリ・トゥック上級大臣は、被害の減少は政府主導の地雷除去活動の継続、地雷に関する啓発教育の拡充、さらには国際的な支援の成果であると評価した。

 

しかしながら、国境地帯に投下された近代型クラスター爆弾の未爆発物が、これまで以上に深刻な危険をもたらしていると指摘し、警鐘を鳴らしている。

 

この種の爆弾は非常に敏感であり、地面のわずかな振動によっても爆発する可能性があるため、住民が直接触れずとも被害が生じる恐れがある。

 

同庁は、地雷除去団体および地方自治体に対し、汚染地域の調査、警告表示の設置、除去作業の加速を指示している。

 

カンボジアは過去30年以上にわたり地雷の脅威に晒され続けており、今回の未爆弾による新たな危険は、特に脆弱な国境地域の住民にさらなる困難をもたらす状況となっている。

 

 

 

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