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プノンペン市役所は、市内の公共バスで乗客の利便性を向上させるためにバス内にWi-Fiを導入すると発表した。
今回のWi-Fiの導入は、公共バスを運営するプノンペン水道公社がWi-Fiルーターを取り扱うSpace Media社と協力して行われるという。Wi-Fiの導入によりバスにおける乗客の安全性と快適さが向上することが期待されている。
プノンペン市役所の広報担当であるMeas Pheakdey氏によると、今回のWi-Fiの導入はまだ開始段階であり、今後本格的に導入が進められるという。
同広報担当は「現在、今回のWi-Fi導入プロジェクトに関して詳細を明かすことはできない。まず数台にWi-Fiを導入して、うまく機能したら全ての公共バスに導入するつもりだ」と述べた。
また、同広報担当は「何台のバスにWi-Fiを導入したのか正確な数は把握できていない。また、全てのバスに導入を完了させるのにどれほどの時間を要するのか分からない。問題なくWi-Fiが機能すればすぐにプロジェクトを完了させられるだろうが、何か不具合が生じれば改善するための処置で時間がかかることになるだろう」と続けた。
普段からバスを利用しているChan Sopheaさん(24)はプノンペン市役所によるWi-Fi導入への動きを歓迎している。バスでの時間が退屈でなくなることが期待されるからだという。
Sopheaさんは「Wi-Fiが導入されれば、会社員や学生などのバスの乗客はバスに乗っている間、仕事や勉強のことをインターネットで調べることができるはずだ。また、ネットサーフィンも楽しむことができ、バスの乗車時間を短く感じることができるだろう」と話した。
また、SopheaさんはWi-Fiの導入によりバスの利用者が増加し、交通渋滞の緩和が見込まれるはずだと続けた。
今月初旬、プノンペン市内の155台のバスで送金支払いシステムを運営するWingのカードが使用できるようになった。7月31日までは、このカードを使用すれば無料でバスに乗車できるという。
今年1月、プノンペンのKhuong Sreng知事は、プノンペン市役所は毎月150万ドル(約1600万円)を投入しバスサービスを提供していると語った。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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