プノンペンで銀行強盗、1000万円以上を強奪か

プノンペンで銀行強盗、1000万円以上を強奪か
2018年08月24日 00時00分 公開
プノンペンで銀行強盗、1000万円以上を強奪か

 

23日朝、プノンペンで覆面マスクをつけ拳銃と防護服を身にまとった男5人がRHBインドシナ銀行に白昼堂々強盗に入り、10万ドル(約1100万円)を盗んだ。

 

 

23日夜、内務省の広報担当であるKhieu Sopheak氏は、参考人の一人が事情聴取を受けたものの、詳細は語らなかったと述べた。

 

 

同広報担当は「ここ数年で銀行強盗事件が発生したのは今回が初めてだ」と語った。

 

 

23日、プノンペン警察は、今回の銀行強盗事件はChamkar Mon地区にあるRHBインドシナ銀行Mao Tse Toung Boulevard支店で午前11時40分頃に発生したと述べた。

 

 

 

警察官のEng Sorphea氏は「我々は現在事件を調査中で、銀行職員に事情聴取を行っている最中だ」と語った。

 

 

ソーシャルメディアやオンラインショーで取り上げられたビデオの中で、5人の覆面の男がバイク用のヘルメットを着用して銀行の警備員に拳銃を向けていた。そして奪った現金を銀行窓口の裏で持参したバッグにしまっていた。

 

 

Sorphea氏は、専門家の分析によると容疑者は防護服を装着していたとみられると述べた。

 

 

 

同氏は、容疑者は銀行の仕組みを知っていたとみられており、内部犯による犯行の可能性が高いと予想されていると述べた。

 

 

23日、国家警察はウェブサイトで約10万ドル(約1100万円)が強盗に盗まれたと公表した。

 

 

国家警察は、事件の目撃者によると容疑者は一般的な服を着て、銀行内で警備員に拳銃を突きつけたと述べた。

 

 

なぜ警備員が一人しかいなかったのかという質問に対し、警察官はこれが通常の状況だったと答えた。

 

 

 

警察官のSorphea氏は「もし銀行を運営する会社が警察に警備を依頼していたら我々は協力するつもりだ。警備費を払えば武器を持った警察官によって保護を受けることができる」と語った。

 

 

カンボジア内務省は個人経営の警備会社の職員が武器を所持することを許可していないという。

 

 

先月、カンボジア国立銀行(National Bank of Cambodia)は銀行の安全性を強調し、銀行における警備の必要性のなさを主張した。

 

 

同銀行は、声明で「警備員は武器を所持する必要はない。なぜなら警備員が武器を持ち歩いていると国民の生活がおびやかされるし、街の秩序を保つことができないからだ」と述べた。

 

 

RHBインドシナ銀行は、今回の事件を受け声明を発表した。

 

 

同銀行は「全ての銀行職員や利用者は無傷だった。事件の調査は、現在、内務省を中心に行われている。強盗に入られた支店は事件の真相が明らかになるまで閉鎖されている予定だ」と述べた。

 

 

また、同銀行は「今後ソーシャルメディアを通して徐々に事件に関する情報を発信していく。何よりも、銀行の利用者に銀行が安全であることを認識してもらいたい」と続けた。

 

 

出典:KhmerTimes

 

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