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<エアアジアはプノンペンープーケット間の直行便就航を発表した(TANG XIAOYUAN/PUBLIC DOMAINより)>
マレーシア系格安航空会社(LCC)のエアアジアはプノンペンープーケット間の直行便を運航することを発表した。エアアジアによると、今回の就航はアジアの運航ネットワークの拡大とCLMVと呼ばれるカンボジアやラオス、ミャンマー、ベトナム市場への参入を目的にしているという。
同航空会社によると、プノンペンープーケット間の直行便は週4往復で6月1日に運航が開始されるという。
タイ・エアアジアはプーケットからシェムリアップ、武漢、昆明、香港、マカオ、シンガポール、クアラルンプール、ペナンへを国際線を9路線運行している。プノンペンープーケット便は最新の路線だ。
強固なネットワーク
タイ・エアアジアCEOのSantisuk Klongchaiya氏によると、同社はプーケット発着の路線の追加を慎重に進めているという。
同氏は「プーケットは、シェムリアップをはじめCLMVの都市と直行便を運航することで、安定的な成長が見込めるため、エアアジアにとって重要な拠点だ。反応が良かったため、カンボジアの首都であるプノンペンとタイのリゾート地であるプーケットを繋ぐ直行便を運航させることを決定した」と続けた。
今回就航されるプノンペンープーケット便は、両国を行き来するビジネスマンだけでなく、観光客もターゲットにしているという。
今回の直行便により、ASEANで随一の観光地である両都市が結ばれ、プーケットからカンボジアの経済の中心であるプノンペンへ気軽にアクセスすることができるようになる。
4月2日にフィリピン航空がマニラープノンペン間の直行便就航を発表したことで、2019年内にカンボジアはブルネイ以外のASEAN諸国を繋ぐ直行便が運航される。
カンボジア・エアポート社の統計によると、2018年、カンボジアにある3つの国際空港の利用客は前年同期比20%増の1050万人に達したという。
現在就航記念としてプノンペン発便は約36ドル(約3960円)〜のセール価格が設定されている。
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