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大韓航空(Korean Air)は競争激化のため仁川とシェムリアップを結ぶ路線を運休すると政府航空当局が明らかにした。
事実上のシェムリアップ路線撤退となる。
国内航空国家事務局(SSCA)広報担当のシン氏は大韓航空は数ヶ月前に利益創出困難のためシェムリアップ線から撤退すると申し出てきたという。
先週末に発表されたプレスリリースで、大韓航空は低下する需要と収益性を考慮した上、2017年2月に仁川-シェムリアップ便の運行を休止すると発表した。
今後、大韓航空は需要があり、収益性を高める事ができる路線に力を注いでいくとも述べた。
地方観光データによると、今年第三四半期までのシェムリアップへの韓国人訪問者数は昨年同期比1.24%増加した。
シン氏は大韓航空のシェムリアップ線撤退は乗客数の減少が原因ではなく、他の航空会社参入による競争激化が原因だという考えを示した。
「今回の撤退の要因は多くの航空界社のシェムリアップ線への参入による商業的なものだ。」シン氏は話した。
現在、5つの航空会社が仁川-シェムリアップを結ぶ路線を運行している。この5つの航空会社はレガシーキャリアである大韓航空、アンコール航空と格安航空(LCC)であるエア・ソウル、エア・プサン、イースター・ジェットだ。
大韓航空は競争力がより高い自身が保有するLCCのシェムリアップ参入に目を向けるべきではないかとシン氏は話した。
2008年に大韓航空が設立したLCCジン・エアーは韓国国内5都市、国外22都市で運行している。今年6月に航空会社間の乗り継ぎが1枚の航空券で可能になるインターライン協定をアンコール航空と結んだジン・エアーは将来シェムリアップへ定期運行便を運行する可能性がある。
以前、ジン・エアーは季節毎にカンボジアの都市にチャーター便を運行していた。
一方で、大韓航空の競合であるアシアナ航空はシェムリアップ路線の運行を自身が保有するLCCエア・ソウルに引き渡す事を発表していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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