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カンボジアでは、エミレーツ航空がインドシナにある発展途上国のうち、ドバイとヤンゴン、2つの首都からの定期便を新しく運行する。
エミレーツ航空のプレスリリースによると、今年の7月1日から2つのクラスがあるボーイング777-300ER機が、プノンペンと新しい目的地を繋ぐという。
ドバイからヤンゴンを経由してプノンペンに到着する新しい経路は、ドバイだけでなくヤンゴンからプノンペンに来る乗客も利用可能であり、またその逆も同様である。
貨物に関して、このルートを使い、プノンペンから衣類などの輸出が盛んになるだろうと言われている。
EK388便はドバイを午前9時15分に出発し、ヤンゴンに午後5時25分に到着、そしてヤンゴンを午後6時55分に出発し、プノンペンに午後9時25分に到着する予定だ。
EK388便のドバイを出発する時間は、パリやロンドン、フランクフルトなどのヨーロッパ地域からの多数の便と途切れなく乗り継ぎできることを目的としている。帰りのEK389便はプノンペンを午後11時10分に出発し、ヤンゴンで短時間の乗り継ぎの後、ドバイには翌日の午前5時40分にドバイに到着する。
この時間は全て現地時刻である。
このドバイからプノンペンへの定期便の運行は、ドバイとハノイ間の直行便が運行されるのと同時期に開始されると報告された。
7月1日からエミレーツ航空の利用者はヤンゴンを経由せずベトナムの首都ハノイにたどり着けるという。
ドバイからプノンペンの便にはビジネスクラスとエコノミークラスの2つのクラスがあり、エコノミークラスでは最大35kg、ビジネスクラスでは最大40kgまで、無料の受託荷物サービスがある。
カンボジア国家観光連盟のホ・バンディー事務総長は、政府は観光客だけでなく投資家たちも引き付けるためにこの政策をつくり、カンボジアのビジネスにおける投資環境をより良いものに、観光客にとってもより良い環境となることを期待していると語る。
ドバイやヤンゴンからの便は投資、観光両方の面でいい兆しがある。そこの国々からの直行便が運行されれば、乗客は時間とお金の節約もできるという。
ドバイからより多くの観光客を引き付けるためには、サービスや食事、乗り継ぎ時の質を向上させ、彼らの要求を満たす必要があるとバンディー氏は加えて述べた。
国家航空事務局の報道官からのコメントはまだ得られていない。
カンボジアの空港を管理している会社の公式データによると、カンボジアにある3つの国際空港での乗客数は2015年と比べ8.5%上昇したと先月公表された。
このデータによると、プノンペン国際空港は昨年の乗客数は10%と2桁の成長率をみせ、約339万人となった。
シハヌークビル国際空港は2015年から66%増加し、乗客数は初めて15万人を超えた。
しかしシェムリアップ国際空港は過去4年間で5.5%とわずかな上昇で、乗客数は347万人にとどまっている。
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