カンボジアの外国人観光客、9月までで10%増

カンボジアの外国人観光客、9月までで10%増
2019年11月05日 00時00分 公開
カンボジアの外国人観光客、9月までで10%増

カンボジア観光省は今年1月〜9月にかけてカンボジアを訪問した外国人観光客の数は10%増加し、国籍別では中国人が最も多かったと報告した。

 

同報告によると、1月〜9月までのカンボジアへの外国人観光客は480万人だったという。

 

外国人観光客のうち、300万人以上がカンボジアの3箇所の国際空港のいずれかを利用したと報告には記載されている。

 

乗客者数はプノンペン国際空港で12.7%増加となる150万人、シェムリアップ国際空港で10.9%増加となる120万人、シアヌークビル国際空港で308%増加となる54万9481人が利用したという。

 

今週、観光省広報担当のTop Sophea氏はクメールタイムズ紙に対して、中国直行便の数が多いことからカンボジアの観光部門にとって中国は最も重要なマーケットだと話した。

 

中国人の次に多くカンボジアを訪れるのはベトナム人だと同氏は述べた。

 

「観光部門は順調に成長している。観光客の数が減少する可能性については考慮していない。観光省は引き続き新たな観光資源を作り出し、より多くの観光客誘致に努めている」と同氏は語った。

 

昨年、前年比10.7%増加となる620万人の外国人観光客がカンボジアを訪れた。カンボジアは2020年までに外国人観光客を700万人に増やし、観光収益を43億ドル (約4676億円)にする目標を立てている。外国人観光客のうち200万人は中国人となる見込みだ。

 

出典:KHMER TIMES

 

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