日本とカンボジアが人材育成で連携、科学技術で高所得国化へ加速

日本とカンボジアが人材育成で連携、科学技術で高所得国化へ加速
2026年06月12日(本日)00時00分 公開
日本とカンボジアが人材育成で連携、科学技術で高所得国化へ加速

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジアと日本は、科学技術分野の人材育成を目的とした研修プログラムを開始した。


同プログラムは「科学技術イノベーション(STI)の調整および管理基礎研修」と題し、産業・科学技術・イノベーション省で開催された2日間の短期講座である。


政府機関、大学、技術学校、民間企業から計120人が参加した。


この取り組みは、カンボジアの「STIロードマップ2030」の一環であり、2030年までの中所得国上位入りおよび2050年までの高所得国化を目指す国家戦略を支援するものである。


開会式で同省のサット・サミー国務長官は、能力構築に向けた日カンボジアの協力が長期的な国家ビジョンの達成に不可欠であると述べ、効果的な調整が科学分野の潜在力活用につながると強調した。


本研修は、同省のほか在カンボジア日本大使館、国際協力機構(JICA)、京都大学が共同で実施し、日本の専門家と連携してカリキュラムを策定した。


科学技術イノベーション総局のトライ・ソパール局長は、教材と内容が双方の協力により開発され、参加者の能力や知識、技能の向上を目的としていると説明した。


プログラムは政策枠組み、資金調達、プロジェクト管理、中小企業の課題など7つのモジュールで構成される。


京都大学ASEANセンターのナワタ・エイジ教授は、今回の協力によりカンボジアの科学分野における技能が制度的に定着したとの認識を示した。


また在カンボジア日本大使館の松田淳作公使参事官は、日本が教育投資や共同研究、人材育成を通じて同国の技術発展を継続的に支援してきたと述べた。

 

 

 

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