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<写真:khmertimeskh.com>
通信事業者メトフォンは10日、カンボジアで配送サービス「メトフォン・エクスプレス」を開始し、物流市場に参入した。
発表はプノンペンのチュロイ・チャンバー国際会議展示センターで行われ、フン・マニー副首相や郵便電気通信相チア・ヴァンデット、ベトナム国防副大臣グエン・バン・ガウ上級中将らが出席した。
同社は全国25州に展開する通信インフラを活用し、従来の通信事業からデジタルサービス企業への転換を進める。電子商取引の拡大を背景に、輸送分野の高度化を狙う。
新サービスは約1000カ所の拠点を基盤とするデジタルネットワークを初期段階で構築し、受注から仕分け、輸送、ラストマイル配送までを一体的に管理する。
24時間のリアルタイム追跡やオンライン管理、自動ルート最適化機能も備える。
ベトナムの親会社ベトテル・グループの物流技術と自社通信網を組み合わせたもので、会場では5G技術や配送ロボット、オフグリッド型太陽光、デジタル娯楽基盤なども紹介された。
チア・ヴァンデット郵便電気通信相は、同サービスがカンボジアの経済変革を象徴すると指摘し、光ファイバー整備や地方のインターネット接続強化がデジタル格差の縮小に寄与していると評価した。
効率的な物流網は通信やデジタル決済と並び電子商取引の発展に不可欠であると述べた。
さらに、物流は企業の市場拡大やASEAN域内の越境取引を支える基盤であるとし、人工知能の活用や地方展開の強化を通じたカンボジアとベトナムの経済連携深化を促した。
グエン・バン・ガウ副大臣は、同社が両国間のデジタル変革と経済成長を引き続き牽引するとの期待を示した。メトフォン側は本事業を長期的な地域戦略の一環と位置付けている。
物流分野への大手技術企業の参入により、競争激化や革新促進、サービスの信頼性向上が見込まれる。
デジタルと実物流の融合が国内の商取引や電子商取引の拡大を後押しするとみられる。
メトフォンは約20年にわたりカンボジアで事業を展開し、全国規模のネットワークで数百万人の顧客を抱える。
デジタル経済の成熟に伴い、物流は供給網の接続や物資移動を担う重要分野となっている。
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