シアヌークビルで中国人女性誘拐・監禁、中国人5人逮捕

シアヌークビル軍警察は14日、中国人女性を誘拐し監禁、拷問したとして5人の中国人を逮捕した。

軍警察によると、被害者の中国人女性はカジノのナイトクラブに勤務していたChen Guoqingさん（34）だという。

容疑者らは中国に住む被害者女性の家族から身代金を得るため、彼女を人質にとったという。

現在警察は容疑者らと被害者に尋問を行なっており、報告書は法的手続きを進めるために裁判所へ送られるという。

軍警察によると、被疑者女性は部屋で監禁されたと話しているという。

被害者女性の同僚が、11日夕方、女性が中国人グループ客と外出してから行方不明になったと警察に通報したことから事件が発覚した。

その通報を受け、軍警察は直ちに捜査をし、容疑者らを逮捕した。

被害者女性は発見当時、テーブルに手錠をかけられ、容疑者が借りた部屋に閉じ込められ、監禁されていたという。

また、被害者からは複数のあざが見つかったという。

また、当局は現金150元（約2400円）、6万9000リエル（約1900円）、パスポート4つ、乗用車、携帯電話2台、中国の身分証明書7枚、カバン、マスク9枚、送金機に使用する機械を押収した。

カンボジアでは中国人の数が急増しており、特にシアヌークビルでは麻薬やギャンブル、売春に関する事件が多発している。

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

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