カジノからベトナム人約60人が逃亡、川を泳いでベトナムへ渡る

＜写真：Khmer Times＞

18日夜、カジノに勤務する外国人労働者60人以上が入国管理局の取り締まりから逃れるため、カンボジアとベトナムを隔てている川を泳いで渡るという事件が発生した。クメールタイムズ（電子版）が報じた。

ソーシャルメディアに投稿された画像や動画では、ベトナム人労働者約60人がカンダル州Koh Thom地区にあるカジノのフェンスを突破する様子が映し出されている。

その後、ベトナム人労働者らは警備員から逃れ、川を泳いでベトナム側へ渡っている。

事件発生後にカンダル州警察のChhoeun Socheth署長は、警備員3人が負傷したことを発表した。

カンダル州副知事の訪問を控え、午後8時には入国管理局から大勢が来訪する予定であったため、ベトナム人労働者らの逃走が起こったと見られている。

カジノの代表はこの事件に関する詳細な情報を明かしていない。

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