ベトナム：カンボジアで強制労働をさせられていた国民1000人救出

＜写真：Khmer Times＞

ベトナム外務省によると、これまでに騙されてカンボジアで強制労働をさせられていたベトナム人約1000人が救出された。

同省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は22日に行われた定例記者会見で、多くのベトナム国民がブローカーの詐欺に遭ってカンボジアに不法に連れてこられており、同省とカンボジアのベトナム機関は国民保護対策に細心の注意を払っているとした。

ベトナム機関は外務省の指示の下、カンボジア当局と協力してブローカーに騙されて違法労働をさせられたベトナム人を救出するとともに、捜査や特定の見直し・拡大を率先して行っている。

外務省と代表機関は国境警備隊司令部や公安省入国管理局といった地方当局、ベトナム南部のキエンザン省、アンザン省、タイニン省、ロンアン省などのカンボジアと国境を接する地方と協力してベトナム人の身元確認と送還に良い条件を整えるように働きかけた。

21日時点でカンボジアから1000人以上のベトナム人が救出され、その他数千人が法的支援を受けている。

ハン報道官によると、カンボジア当局もベトナム人救出において代表期間との協力と支援に積極的で、カンボジアが9月に労働者に強制労働をさせている犯罪組織に対するキャンペーンを開始してからベトナム人400人以上が救出された。

同報道官は今後、外務省とカンボジアのベトナム代表機関はベトナム当局や地方当局、カンボジア当局と協力してカンボジアでの領事・民生保護措置の実施や新たな問題の迅速な処理、ベトナム人の送還を行うとしており、最も重要なことは被害者の合法的・正当な権利を確保することだとしている。

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