カンボジアの経済犯罪対策警察、偽エンジンオイル12トンを押収

カンボジアの経済犯罪対策警察、偽エンジンオイル12トンを押収
2023年08月25日 10時18分 公開
カンボジアの経済犯罪対策警察、偽エンジンオイル12トンを押収

<写真:Khmer Times>

 

23日、カンボジア経済犯罪対策警察はプノンペンのルセイカエウ区に位置する倉庫で、大規模な摘発を実施し、偽造エンジンオイル12トンを発見・押収した。

 

この措置はTilleke & Gibbins社から「Total Energiesブランドのエンジンオイルが不正に販売されている」という通報を受けて行われたものである。

 

ルセイカエウ区スヴァイパック町のLor Kambor村にあるこの倉庫は、ルセイカエウ警察の協力のもと、反経済犯罪警察によって捜索が実施された。

 

違法ビジネスの疑いで2人が拘束され、押収されたエンジンオイルには、TOTALおよびTRA CHANGのラベルが確認されている。

 

この摘発の指揮は、反経済犯罪警察のChan Vanthoeun中将と、プノンペン市裁判所のSeng Meng Srun副検事が執っていた。

 

当該違法事業は約2ヶ月間、当局の監視を逃れて活動していたとされる。

 

さらに警察は捜索の際、偽造油の製造・梱包に使用されていた機材や、出荷準備が整った油300ケースを押収した。

 

副検事は証拠物件の押収後、該当する倉庫の活動を一時停止させる指示を出している。

 

反経済犯罪警察が逮捕された経営者たちへの取り調べを進めている中、ルセイカエウ区警察署のHeang Thareth署長は、自部隊の主な役割は反経済犯罪警察の協力であると明らかにした。

 

反経済犯罪局のLong Sreng副局長によると、2人の容疑者が有罪と判断されれば、最大で5年の懲役が課せられる可能性がある。

 

 

 

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