偽造品取締り、22年は逮捕者20人以上・30トン以上を焼却処分

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア模倣品対策委員会（CCCC）は2022年に偽造品の生産と売買関連で20人以上を逮捕し、押収した偽造品30トン以上を焼却処分した。

CCCCのMeach Sophana会長によると、市場で販売されている商品の中には規格外の偽造品や期限切れの肉等の消費に適さないものが含まれている可能性があり、それらを消費した場合には深刻な健康リスクを被る可能性がある。

2022年にCCCCは153件の取り締まりで食品36件、化粧品23件、消費財・医療用品・医療機器13件、アルコールなど80件、電子タバコ1件の違反を発見し、警察が30トン以上の製品を押収した。

カンボジアではCCCCが何百トンに及ぶ規格外品や偽造品、特に規格外医薬品を押収・破棄する作戦を行なったが、偽造品の生産や流通は増加を続けているという。

Vichea氏によると、偽造品は犯罪組織によって日常的に販売されており、国民の健康や生活、国家経済に深刻なリスクをもたらしている。

カンボジア青年ネットワーク（CYN）のHeng Kimhong氏は「人々の健康に悪影響を及ぼすため、偽造品の規制に関する問題は非常に重要である」としており、国外から偽造品が流入しないように、当局の任務改善が必要であると指摘した。
 

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