プノンペンのタバコ工場とパン工場で立入検査、偽造品製造か

プノンペンのタバコ工場とパン工場で立入検査、偽造品製造か
2020年10月09日 14時03分 公開
プノンペンのタバコ工場とパン工場で立入検査、偽造品製造か

<写真:The Phnom Penh Post>

 

偽造品対策委員会と地元警察は、プノンペンのSen Sok地区にあるタバコ工場とPor Sen Chey地区にあるパン工場で立ち入り検査を行った。

立ち入り検査では製品と50トンの原材料が押収され、押収された製品は偽造もしくは違法製品だとみられている。

Kmuonhコミューン警察のNhean Norn署長によると、Sen Sok地区で7日に行われたタバコ工場の立ち入り検査では、タバコの偽造品が見つかったと話した。

 

警察によると、現場からは約25トンにも及ぶ原材料11種類やタバコを製造するための機械や道具が見つかったという。

現在、偽造品対策委員会が押収品の調査を行なっており、警察が工場で働いていた中国人に対して尋問を行なっている。

 

また、Por Sen Chey地区の別の工場でも、偽造品対策委員会と警察が調査を行い、パンの製造に使用されていた原材料22トンが押収された。

同地区の警察がプノンペンポストに伝えた情報によると、パン工場はロゴや商標登録証明書、運営許可書などを取得しておらず、違法に運営されていたという。

現在、工場はさらなる調査のため一時閉鎖されているという。

 

 

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