国内約40%の売上高はプノンペンに集中:国勢調査

国内約40%の売上高はプノンペンに集中:国勢調査
2024年01月08日(月)11時52分 公開
国内約40%の売上高はプノンペンに集中:国勢調査

<写真:Khmer Times>

 

先月発表されたカンボジアの経済センサス2022の結果によると、同国全体の事業所数は75万3670にのぼり、そのうちの約20%にあたる14万9888が首都プノンペンに集中している。

 

これは他の地域と比べて顕著な差で、次に多いカンダル州では5万7125の事業所が確認された。

 

プノンペンはカンボジアの政治の中心地であるだけではなく、経済活動の中心でもある。

 

センサスによると、プノンペンは全事業所の約1/5、従業員数の約1/3を占めており、特に新設された事業所の大部分もプノンペンに集中している。

 

プノンペンの事業所は2022年における年間売上高で約200億ドル(約2兆8890億円)を記録し、カンボジア全体の37.5%を占めた。

 

これに対してカンダル州の年間売上高は全体の7.9%となる約40億ドル(約5779億1400万円)であった。

 

また、センサスはカンボジアの産業とサービスセクターが高コスト構造にあることを示しており、これは材料や商品の輸入に依存しているためと考えられる。

 

カンボジア全体の年間販売額は507億ドル(約7兆3250億円)で、このうち100人以上を擁する大規模な事業所が最も高い売上を記録している。

 

プノンペンはまた、新型コロナウイルス感染症の影響を最も受けた地域の1つであり、多くの事業所が売上減少を報告した。

 

カンボジア全体でのカンボジア人による事業所の割合は99.1%に上り、従業員数は約298万人で、そのうち女性が61.8%を占めている。

 

 

 

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