カンボジア中小企業登録数、23年に1.43％増加

＜写真：Khmer Times＞

産業科学技術革新省（MISTI）によると、カンボジアでは2023年に中小企業（SME）数が前年比1.43％増となる4万4628社となり、2.86％増となる合計46万3966人の雇用を生み出した。

2023年には1406の新規SMEが登録され、2万653人の雇用を生み出している。

同省のヘム・ヴァンディ大臣は21日に開催された年次会議で「これらの努力は起業家を育成し、ビジネス成長のための健全な環境を促進するという省のコミットメントを反映した」と述べた。

報告書によると、食品および飲料加工SMEが登録されたSMEの総数の64.9％にあたる2万8966社を占め、次いで鋼鉄加工、織物および衣服がそれぞれ12％にあたる5493社、7.9％にあたる3527社であった。

フン・マネット首相によると、政府はSMEセクターを経済の背骨と見なし、セクターを支援するために刺激プログラムを設置している。

カンボジアの経済の基盤、経済構造は、中核力としての民間セクターに依存しており、特にSMEが経済の基盤である。

政府は財政的な支援を提供するために、商業銀行としてSME銀行を設立することを決定している。

銀行の戦略的意図と方向性は、政府によって設定された方針と主に一致しており、すべての中小企業に対して信頼できる持続可能な銀行システムを保証する。

カンボジア中小企業銀行Plc.は、少なくとも2500のSMEに2億ドル（約301億5200万円）以上の融資を実施し、ビジネス拡大を支援した。

また、同省は農家が地元の生産製品を販売し、完成品の輸出に貢献するのを助けるために、SMEクラスターの形成を推進している。

クラスターには、ビジネス設備、労働者設備、およびバックオフィスサービス、入力前処理、財務アドバイザリーおよびローンサービスなどのその他の支援サービスも含まれる。

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