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<写真:Khmer Times>
カンボジア・カンダル州ムックカンポール地区で先週、小学校教師が負債に絶望し、自身の家族を殺害した後に自殺するという痛ましい事件が発生した。
警察によれば、被疑者であるヴィット・ソクチャン氏(34)はスリ・チェイ・モンクル小学校の校長を務めており、妻(34)と2人の息子(12、10)とともにプレイ・プダオ村に居住していた。
息子たちは自身が校長を務める小学校の児童であった。
ムックカンポール地区警察副署長のメン・サレト少佐によると、事件は午前5時頃に発生した。
被害者は就寝中に殺害された。約2時間後に近隣住民が訪問し、異変に気付いた住民が地元警察に通報した。
その後、捜査チームが現場に派遣された。
サレト少佐は「警察が現場に到着した際、母親と2人の息子の遺体がベッドの上に整然と並べられているのを確認した」と語った。
別の部屋ではソクチャン氏の遺体が梁に吊るされているのが発見された。
司法解剖の結果、母親と息子2人は睡眠中に絞殺されたことが判明した。
ソクチャン氏は家族の殺害後、遺体をベッドに整列させ、自らは別室で首を吊ったとみられる。
近隣住民の証言によると、ソクチャン氏はオンラインギャンブルに依存しており、多額の借金を抱えていたという。
警察の予備調査によれば、事件の動機はギャンブルによる負債の増加であり、窮地に陥った末の犯行であると結論付けられた。
この事件は地域社会に深い衝撃を与えており、ギャンブル依存とその社会的影響について改めて議論が求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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