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〈写真:Khmer times〉
カンボジア空港投資(CAIC)と植野駐カンボジア日本大使は27日、建設中のテチョ国際空港への日本からの直行便開設について協議を行った。CAICのチャールズ・ヴァン取締役が明らかにした。
ヴァン取締役によれば、植野大使は会合の中で、日本からカンボジアへの直行便の促進を約束したという。この協議は植野大使がテチョ国際空港の建設現場を視察する中で行われた。
日本とカンボジアを結ぶ直行便は、かつて全日本空輸(ANA)が運航していたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより運休となった経緯がある。
カンボジア民間航空事務局(SSCA)によると、テチョ国際空港の建設進捗率は2025年1月20日時点で94%に達しており、同年7月の運用開始が予定されている。
CAICはカンボジア政府を代表するSSCAと地元開発企業OCICによる合弁企業であり、同空港プロジェクトには約15億ドルの投資が行われている。
テチョ国際空港は最高規格の「4F」クラスに分類され、3段階の開発計画を持つ。
2025年に完了予定の第1期では年間約1300万人の旅客処理能力を備え、2030年完了予定の第2期では3000万人、2050年の最終段階では最大5000万人の旅客を受け入れる計画である。
観光分野でも日本との連携が進行中であり、フオット・ハク観光相と植野大使は先日会談し、2025年の大阪・関西万博を活用したカンボジア観光のPR強化策について意見交換を行った。
両国の民間観光業界向けの視察ツアーの実施や、共同プロモーション動画の制作などが協議された。
カンボジア観光省の報告によると、2024年1月から11月にかけてカンボジアを訪れた日本人観光客は10万22人となり、前年同期の7万5685人から32.2%増加した。
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