おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
カンボジア・アンコール航空はカンボジアと韓国間の貿易拡大を背景に、韓国南西部の務安(ムアン)への直行便を新たに開設する。
プノンペン発の初便は12月29日、シェムリアップ発は1月2日から運航開始予定である。
同航空の広報担当者によると、新たな航空路線によって両国の文化や美しい景観、美味しい料理を手軽に楽しめるようになる。
務安はユネスコ世界遺産に登録された干潟で知られ、韓国南部の観光地として人気が高い。
さらに、近隣の島々やビーチを含む全羅地方全体の観光拠点としても注目されており、カンボジア・アンコール航空は「韓国南部における戦略的拠点」として同地域を選定した。
カンボジア商業省は、先週末に開催された「カンボジア・コリアビジネス投資フォーラム」を通じて、貿易と投資関係の強化を目指している。
このフォーラムは「カンボジア・トレードエキスポ」の一環として行われ、特別経済区(SEZ)の開発を韓国投資家と協力して推進する方針が示された。
カンボジア商工会議所のリム・ソチェット副会頭は、カンボジアの投資法が国内外の投資家に平等なインセンティブを提供している点を強調し、韓国企業に対して現地企業とのパートナーシップを積極的に模索するように奨励した。
カンボジア税関総局の統計によると、1月から11月までのカンボジアと韓国間の貿易額は7億6186万ドルで、前年同期比11.5%の増加となった。
カンボジアから韓国への輸出は13.8%増の2億8830万ドルで、主な輸出品は電線や靴、セーターなどである。
一方、韓国からの輸入は10.2%増の4億7356万ドルで、石油製品や金、半導体が中心となっている。
貿易収支は1億8525万ドルの赤字となり、前年同期の赤字額1億7649万ドルから拡大した。
新たな航空路線の開設と経済協力の深化により、カンボジアと韓国間の関係は今後さらなる成長が期待される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。