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<写真:Khmer Times>
プノンペン都知事のクオン・スレン氏は11日、市内の新たな観光名所「ウォークストリート」において、クメール製品の展示・販売を拡充する方針を明らかにした。
「一村一品運動」と連携し、観光客の誘致を強化する狙いである。
ウォークストリートは、カンボジア郵便局から王宮までの区間に設けられた歩行者専用道路で、2月1日に開設された。
毎週土曜・日曜の午後6時から午後11時まで運営されている。
スレン氏は、通り全体でクメール製品を販売することで観光客の関心を高めると述べた。
また、公共の場で読書を楽しめる移動図書館の設置を発表している。
さらに、伝統音楽やパフォーマンスの披露、画家や彫刻家の参加を促し、観光の魅力を向上させる方針を示した。
開設初期の試験運用期間では、飲食店や屋台の利用者が少なかったが、徐々に訪問者が増加し、売上の回転率も向上しているという。
スレン氏は、市バスの運行時間を午後11時まで延長し、利便性を高める必要があると強調した。
安全対策については、市当局が多数の警備員を配置し、観光客や市民が安心して訪れられる環境を整えている。
駐車場については、既存の施設を活用するほか、新たな駐車スペースの確保を検討中である。
バイク駐車場はチャクトムック会議場に設けられ、1000リエルで利用可能となっている。
プノンペン市当局は、さらなるイベントの開催を通じて国内外からの観光客誘致を進める考えである。
市内在住のノン・チャンタ氏は、家族とともにウォークストリートを訪れ、交通のない環境で夜の景色を楽しめたと語った。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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