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<写真:Khmer Times>
カンボジア当局は3月2日、ポイペト市の詐欺コールセンターに関与していたとされるタイ人119人を国外退去処分とした。
入国管理局によると、タイ人119人は違法に入国し、不法滞在していたことが確認されている。
当局は2月22日と23日、バンテイメンチェイ州ポイペト市内の2カ所で捜索を実施し、計230人を拘束した。
カンボジア国家警察によれば、拘束者のうち123人がタイ国籍を主張したが、最終的に119人の身元が確認された。
残る者はミャンマーやラオスの国籍を持つとされる。
拘束されたタイ人は高額報酬を目的にカンボジアへ不法入国し、オンライン詐欺に関与していたことを認めた。
また、組織に騙されたわけでも、強制的に拘束されていたわけでもないと述べているという。
今回の摘発は中国系のコールセンターを標的とした3カ月にわたる捜査の一環である。
タイ人119人の送還はタイのペートンターン・シナワトラ首相が1日に国境のサケオ県を訪れ、詐欺グループの撲滅に取り組む姿勢を強調した直後に実施された。
タイのプムタム・ウェーチャヤーチャイ副首相は2日、X(旧ツイッター)で、119人のタイ人がカンボジアから帰国したことを報告した。
東南アジアではカンボジア、ミャンマー、タイがサイバー詐欺対策を強化している。
国連の推計によれば、ミャンマー国内には最多の詐欺関連施設があり、働く人々は最大12万人に達する可能性がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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