カンボジアの薬物関連事件、5ヶ月で1万人超を逮捕

カンボジアの薬物関連事件、5ヶ月で1万人超を逮捕
2025年06月04日(昨日)00時00分 公開
カンボジアの薬物関連事件、5ヶ月で1万人超を逮捕

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア国家警察麻薬取締局(ADP)は、2025年1月から5月にかけて、薬物関連の容疑で1万487人を逮捕したと発表した。

 

この数は前年同期比で12%の増加となっており、逮捕者のうち外国人は250人(女性20人を含む)に上った。

 

一方で、同期間中に押収された違法薬物の総量は1.78トンにとどまり、前年の4.71トンから62%の大幅減となった。

 

押収対象となった薬物には、ケタミン、エクスタシー、ヘロイン、クリスタルメス、メタンフェタミン錠剤、コカイン、カチノンなどが含まれている。

 

薬物捜査の過程で当局は、拳銃25丁、自動小銃14丁、自動車83台、オートバイ1015台、携帯電話3635台、電子はかり353台のほか、現金なども押収した。

 

カンボジアでは薬物密売に対する死刑制度は導入されておらず、所持量が80gを超える場合には終身刑が科される可能性がある。

 

現行法のもとで、当局は薬物取引の撲滅に向けた取締りを継続している。

 

 

 

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