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<写真:Khmer Times>
カンボジア国防省は8日、同国とタイの両軍が一部の国境地域において兵力の配置を調整することで合意に達したと発表した。
両国は近接する兵力配置による偶発的な衝突のリスクを回避し、緊張緩和を図る構えである。
今回の合意は、両国の軍司令官による会談を通じて成立したものであり、近年兵力が対峙していた敏感な地域を中心に調整が実施される見通しである。
調整が行われる具体的な地点や兵力の規模については明らかにされていない。
カンボジアのフン・セン上院議長は、自身の公式フェイスブックで今回の動きを歓迎し、「相互理解に基づく兵力配置の調整は、深刻な衝突を未然に防ぐために不可欠である」と述べた。
また国民に向けて、「政府は常に平和的手段による問題解決に取り組んでおり、暴力を回避し、隣国との友好関係を維持するためにも信頼してほしい」と呼びかけた。
両国はこれまで、政府高官から現地の軍関係者に至るまで、複数回にわたる協議を重ねてきた。
今回の合意はそうした外交努力の成果とみられ、地域の安定に向けた前進として注目されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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