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<写真:Khmer Times>
カンボジア西部コンポンスプー州で、公道で危険なスタント走行を繰り返し、その映像をSNSに投稿していた16歳の少年が、警察に拘束されるとともに、いわゆる「制裁カット」と呼ばれる不名誉な髪型にされる処分を受けた。
若年層による無謀運転の再発防止を目的とした教育的措置とされる。
事件が発生したのは6月5日午後3時15分頃の同州トンレーカンティル村であった。
通報を受けた州警察が現場に急行し、バイクスタントを行っていた少年、シム・ヴィチェット容疑者をその場で拘束し、黒のホンダ製C125型バイクを押収した。
ヴィチェット容疑者はバイクタクシー運転手として働いており、当時は2人の仲間とスタントを行っていたが、他の2人は現場から逃走したという。
警察は保護者を呼び出し、再発防止の誓約書に署名させたうえで、少年に対しては髪型を変更させる処分を科した。バイクは90日間、州警察本部にて保管される。
当局は、危険運転に対する厳正な姿勢を示すとともに、今回の措置を「教育的介入」と位置づけ、若年層への抑止効果を狙っている。
警察幹部は「模倣行為の拡大を防ぐためにも、社会的なメッセージとしての意味合いがある」としている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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