プノンペンの飲酒運転取り締まり、新パトロール体制を導入

プノンペンの飲酒運転取り締まり、新パトロール体制を導入
2025年01月24日(金)00時00分 公開
プノンペンの飲酒運転取り締まり、新パトロール体制を導入

<写真:Khmer Times>

 

プノンペン警察のチュオン・ナリン警視総監は、飲酒運転の取り締まりを目的とした新たな警察パトロール部隊を設立するように命じた。

 

この部隊には移動式警察チームが組み込まれ、飲酒運転の疑いがあるドライバーに迅速に対応する体制が構築される。

 

ナリン警視総監は20日の記者会見において、年初以降、プノンペン市内、とりわけフンセン大通り周辺で重大な交通事故が頻発していると述べた。

 

これらの事故の多くは夜間に発生しており、飲酒運転が主要な原因とされている。

 

交通事故の増加は深刻な社会問題となっており、この事態を受けて公共事業運輸省、プノンペン市当局、関連機関が連携し、交通標識の再塗装や新たな安全対策の導入を進めている状況である。

 

ナリン警視総監は交通安全を確保するためには厳格な法執行と市民への教育が不可欠であることを強調した。

 

そして、交通法規の遵守、車両の定期点検、制限速度の順守を市民に求め、交通事故防止に向けた協力を呼びかけた。

 

交通警察部門には14の地区警察署と緊密に連携し、飲酒運転防止の取り締まりを強化するように指示が出されている。

 

この取り組みの一環として、事前告知のない抜き打ち検問が各地で実施される予定である。

 

さらに、ナリン警視総監は交通事故の多くが飲酒運転に起因しているとの認識を示し、警察官に対してプロ意識を持って職務を遂行するように求めた。

 

同時に、公衆の安全を守るため、厳格な姿勢を維持する必要性を訴えた。

 

また、法令を遵守せず、規則を適切に執行しない警察官に対しては、職務解任や警察組織からの除名を含む懲戒処分を科す方針を明らかにした。

 

 

 

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