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<写真:Khmer Times>
フン・マネット首相が飲酒運転の取り締まりを命じてから約1週間で、プノンペン警察は飲酒運転やヘルメット未着用といった交通違反者500人近くを摘発した。
プノンペン警察のサム・ビチカ大佐によると、25日から3日間にかけて飲酒運転撲滅キャンペーンが行われ、市内で161人の飲酒運転者が逮捕され、罰金を科された。
飲酒運転者の家族に連絡がつかない場合は、警察署で一泊する必要があるという。
プノンペンではここ数カ月、飲酒運転によって4人が死亡した事件と、母子が死亡したひき逃げ事件という2つの重大事件が発生している。
ビチカ大佐によると、今後も定期的な飲酒検査が実施される。
また、今回の取り締まり後には、プノンペンにおける夜間の交通事故件数が減少しているという。
法律では血中から0.25~0.39ml/1Lのアルコールが検出された場合、酒気帯び運転者には25万〜80万リエル(約9046〜2万8940円)の罰金が科せられる。
0.40ml/1Lの場合は100万〜400万リエル(約3万6180〜14万4740円)となっている。
カンボジアの法務省は現在、全国で死傷者を出す交通事故の多発を受け、ひき逃げ犯の資産凍結を規定する刑事訴訟法の改正も計画しているという。
また、内務省は飲酒運転で交通事故を起こし、死傷者を出した者を記録するデータベースやブラックリストを作成する可能性も検討している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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