おすすめのプロモーション
<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア政府は、18歳未満の女性および未成年者を使用してアルコール飲料を宣伝することを禁止する新しい指令を発表した。
この措置は情報省によって発表され、すべてのメディア機関、ビジネス、およびアルコール製品のプロモーターに対して、アルコール広告に女性と未成年者を使用しないよう命じている。
同省のネス・ピアクトラ大臣によると、メディアが女性や未成年者を使ってアルコール製品を宣伝することは、彼らの権利と尊厳を侵害するものである。
同大臣は広告主がビールを飲む女性の画像を使用して若者を誘引したり、企業のオーナーがビールの消費を促進するために賞品などを提供したりしている事例を挙げている。
また、無責任なアルコール消費が交通事故、家庭内暴力、社会的および健康問題など、社会に悪影響を及ぼしているという。
同大臣は「問題を防ぎ、排除するために、情報省はすべてのメディアの所有者、製造業者、輸入業者、流通業者、広告主に、この通知の実施と省のアルコール広告に関する行動規範に注意を払うように再度呼びかける」と述べている。
カンボジア健康運動(CMH)のモム・コン博士は、公共の場で女性や未成年者を使用してアルコール製品を宣伝することは国内で起こるべきではないと述べ、この問題がカンボジアで続くことに懸念を表明した。
同博士によると、CMHはアルコールの健康への悪影響について啓蒙キャンペーンを実施しているが、18歳未満の飲酒を禁止する法律がないため、メッセージが届いていない。
また、保健省はアルコール消費の健康への影響に関するプレスリリースを発表し、アルコールの悪影響を周知するとともに、特に若者にアルコール消費を避けるよう呼びかけている。
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。