プノンペンで違法ポルノ配信、外国人含む12人を逮捕

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア国家憲兵隊は6月4日、プノンペン市内で違法なわいせつ映像のライブ配信を行っていたグループに対し摘発を実施し、外国人とカンボジア人を含む12人を逮捕した。

摘発が行われたのは、プノンペン市7マカラ区ブンプレイ地区のストリート242沿いにあるアパートで、国家憲兵隊副司令官で首都憲兵隊司令官も務めるラット・スレアン中将が指揮を執り、プノンペン地方裁判所のセン・メンスルン副検事の協力の下で実施された。

逮捕されたのは、中国人6人、カンボジア人5人、マレーシア人1人の計12人であった。現場からはコンピューター、性的玩具、撮影用のマスクや避妊具など、わいせつ映像の制作・配信・販売に使用されたとみられる機材や物品が押収された。

当局は6日午後、12人をポルノ映像の制作および配信に関連する容疑で裁判所に送致した。カンボジアでは、インターネットを通じたわいせつ物の流通に対し厳格な対応を進めており、今後も同様の事案に対して監視と取り締まりを強化していく方針である。

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