プノンペンのKTVで人身取引、未成年少女14人を保護

プノンペンのKTVで人身取引、未成年少女14人を保護
2025年06月11日(本日)00時00分 公開
プノンペンのKTVで人身取引、未成年少女14人を保護

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア国家警察の人身取引・未成年者保護局は、国家警察副総裁の協力のもと、プノンペンのカラオケ店「ダイヤモンド・スター」に対する大規模な摘発を実施し、未成年少女14人を含む計121人を保護した。

 

摘発は6月8日の夜、ダンコール区プレイサー地区に所在する同店舗を対象に行われた。

 

当局は長期間にわたる調査を経て、同店が女性および未成年者を性的に搾取していた疑いがあるとして強制捜査に踏み切った。

 

本作戦は国家警察総裁サー・テット大将および副総裁チオウ・パリ中将の承認の下、人身取引・未成年者保護局のソク・サンボール少将が指揮を執った。

 

作戦には首都警察の関連部局、地方警察、技術科学警察の専門官、社会福祉関係者、ならびにプノンペン検察局のサム・バンティ・ヴィアスナ副検事らが参加した。

 

調査の結果、店舗内には女性104人、男性17人の計121人が確認され、そのうち14人が未成年であることが明らかとなった。

 

当局は関係者を事情聴取のために連行し、今後の法的手続きを進める方針を示している。

 

本件はカンボジアにおける性的搾取および人身取引の対策強化の一環として注目されており、今後も同様の摘発が強化される見通しである。

 

 

 

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