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国営航空会社のカンボジア・アンコール航空が本日、日本からシェムリアップへ初となるチャーター便の運行を開始し、このルートの定期運行を検討中だという。
航空会社のマーケティング・マネージャーであるエン・モリーナ氏は、日本人観光客に対応するため、直行便の運行計画を検討しているとクメール・タイムズ紙に話した。
同氏は、カンボジア・アンコール航空は、このルートの定期便を導入する前に需要を知るための市場調査をしていると付け加えた。
モリーナ氏は「日本は大きな可能性を秘めた市場である。我々は、カンボジアと日本をつなぐ最善の方法を見出すため、詳細に市場を調査している。」と述べた。
同社は主に観光客に焦点を当てている。
もしこのチャーター便が成功すれば、近い将来に定期便を開始するだろう。
それと同時に、市場のニーズにも対応することができる。
カンボジアの国家観光連盟のホ・バンディ事務局長は、カンボジアを訪れる日本人観光客数を再び増加させることができると、これを歓迎した。
2003年、最も多くの日本人観光客がカンボジアを訪れた。
バンディ氏は「定期便の運行で、カンボジアを訪れたいと思う在日外国人や日本に興味があるカンボジア国民にも利益をもたらすと言える。」と語った。
「日本人は良質な観光客であり、旅行に多くの費用を費やす。」と加えて述べた。
最高経済評議会の上級顧問者であるメイ・カリヤン氏は、カンボジアから日本への直行便は、観光客だけでなくビジネスマンがカンボジアを訪問するのにも役立つと述べた。
ANAが9月にカンボジアへの直行便を開始する前、観光客やビジネスマンは、ベトナムやバンコク、香港、韓国などを経由しなければならなかった。
直行便が増えると、コストの削減や利便性の向上にもなるとカルヤン氏は述べ、「新しいルートの成功には、質の高いサービスが必要とされる。」と付け加えた。
「日本の観光客やビジネスマンは、安全性とサービスの質にとても注意を払っている」と語る。
モリーナ氏は、アンコール航空は顧客のために、日本の航空会社と競争する必要があると認めた。
しかし、日本は大きな市場であるため、直行便が一つだけでは不十分だと述べた。
「航空便が多ければ多いほど、乗客を魅了することができる。」と同氏は語る。
日本からカンボジアへ乗客を運ぶのには、A320とA321を使用する予定である。
昨年、カンボジアは500万人の外国人観光客を迎え、前年に比べて5%増加した。
そのうち、191,577人が日本人だった。
今年1月から2月まで、外国人観光客がカンボジアに約100万人訪れた。その間、40,720人の日本人が訪れ、前年同月と比べて14%増加した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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