カンボジア政府、3年間にわたる公共投資への予算案を策定

カンボジア政府、3年間にわたる公共投資への予算案を策定
2017年08月27日 00時00分 公開
カンボジア政府、3年間にわたる公共投資への予算案を策定

政府の今後3年間の公共投資計画の草案によれば、カンボジアは貧困率の減少を目指す一方で、経済成長を維持するために、今後3年間で公共投資に約54億ドルを費やす必要があるという。
 

政府は、2018年に19億1000万ドル、2019年に17億8000万ドル、2020年に17億1000万ドルを公共投資のための予算とするという文書に閣僚理事会は署名し、金曜日に首相のフェイスブックページに投稿された。
 
昨日、閣僚理事会の広報担当であるファイ・シファン氏は、「このプログラムは政府による5年間の国家戦略開発計画の一部であり、国別予算の策定中に、草案文書で概説されたプロジェクトのみが資金調達の対象となることを確実にするために使用されるだろう」と述べた。
 
「政府は、今年11月に2018年の国家予算を国会に提出するために準備しており、この公共投資計画の結果は2018年に国家予算準備の基準として使用されるだろう」と同氏は説明した。
 
シファン氏は、2020年までの3年間の公共投資を対象としたプログラムは、カンボジアの年間経済成長率を7%に維持し、年間の貧困率を1〜2%減少できるよう、明確に設定したと付け加えた。
 
このプログラムでは、586件の開発プロジェクトを行う予定であり、その内166件は既に実施中で、完成するためにはさらに25億3000万ドルが必要だという。残りの420件のプロジェクトは、28.8億ドルの費用で実施される予定である。
 
このプロジェクトは、経済、社会問題など、様々な分野まで広まっており、予算の約4分の1はインフラ整備に費やされる。
 
開発パートナーは、カンボジア政府が5億3,700万ドルを投じる54億ドルのプログラムに、29億1000万ドルを提供する予定だ。
草案文書によると、さらに19億6000万ドルが必要となる。
 
シファン氏は、残りの資金は税金、融資、または助成金から徴収する可能性が高いと述べた。
 
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