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<写真:Khmer Times>
2025年4月17日から18日にかけて実施された習近平中国国家主席の国賓訪問後に、カンボジアに対する中国からの投資が急激に増加している。
カンボジア投資者連盟(CCIA)およびカンボジア製靴協会(CFA)の会長を務めるリー・クンタイ氏によれば、2025年1月以降、中国からの投資家および観光客の来訪数は、前年同期比で20〜30%増加している。
リー氏は中国の投資家がカンボジアでの投資機会を求めて来訪しており、毎日のように協会に面談の申し出があることを明らかにした。
その上で、習主席の訪問が投資家の信頼感を大きく高める契機となったとの見解を示している。
また、外国からの投資が拡大する中で生まれる雇用の機会を活かすためには、労働者に対し技能の向上と勤勉な姿勢が求められると訴えた。
一方、同協会の報告によると、2025年4月10日時点でのカンボジアにおける履物輸出額は1億6600万ドルに達している。
さらに、カンボジア関税・消費税総局(GDCE)の発表によれば、2025年第1四半期における中国との貿易総額は40億ドルを超え、前年同期比で26%の増加となった。
その内訳を見ると、カンボジアから中国への輸出は3億4819万ドルで4.9%減少した一方、中国からの輸入は30.8%増の37億2000万ドルに上った。
今回の習主席による訪問は、中国がカンボジアの政治的安定、経済成長、ならびに国民生活の改善を評価し、同国が2050年までに高所得国入りを目指す目標に対し強い支持を表明した点でも注目される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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