カンボジアで拘束の仏人男性、娘が「拉致」発言を謝罪

カンボジアで拘束の仏人男性、娘が「拉致」発言を謝罪
2025年06月26日(木)00時00分 公開
カンボジアで拘束の仏人男性、娘が「拉致」発言を謝罪

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアのプノンペン国際空港でフランス人男性が拘束された件をめぐり、当初「拉致された」と訴えていた娘が、発言の一部が誤解を招いたとしてカンボジア当局に謝罪した。

 

拘束されたのは、フランス国籍のチェン・チ・ギアン氏(62)であり、11日にカンボジア入国管理警察により逮捕された。

 

カンボジア内務省出入国管理総局は13日、今回の逮捕はプノンペン初級裁判所の捜査判事が5月19日付で発行した逮捕状に基づくものであって「恣意的な拘束ではない」と説明している。

 

娘のステファニー・チェン氏は、父が「空港で不当に拉致された」とSNSなどで発信していたが、その後、誤解を招く表現が含まれていたことを認め、謝罪文およびビデオメッセージを公表した。

 

声明では「深い懸念と混乱の中での発言であった」と釈明し、カンボジアの司法制度と法の支配に対する尊重の意を示した。

 

また同氏は「父の件について、カンボジア政府、司法当局、フランス大使館、関係機関の支援に感謝する」と述べ、今後は法的手続きに従って対応する意向を明らかにした。

 

チェン氏家族は引き続き法に則った行動をとる方針であり、両国間の信頼と相互理解の回復に努める姿勢を示している。

 

 

 

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