プノンペン空港でフランス人逮捕、拉致報道を当局が否定

プノンペン空港でフランス人逮捕、拉致報道を当局が否定
2025年06月17日(火)00時00分 公開
プノンペン空港でフランス人逮捕、拉致報道を当局が否定

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア入国管理総局(GDI)は、フランス国籍の男性がプノンペン国際空港で「拉致」されたとする一部メディア報道について、これを全面的に否定した。

 

GDIの発表によれば、報道で取り上げられたフランス人CHENG CHI GIAN氏(1963年2月18日生まれ)は11日、プノンペン国際空港において入国管理警察によって逮捕された。

 

同氏はフランスの旅券(番号:17FV26387)およびカンボジアの身分証明書を所持していた。

 

当局はこの逮捕がプノンペン地方裁判所の調査判事により2025年5月19日付で発行された正式な逮捕状(番号608“Ch” D.C.N)に基づくものであるとして、いかなる意味においても「任意拉致」には該当しないと強調した。

 

逮捕後、CHENG氏は同裁判所に送致され、現在は法に則った司法手続きが進行中である。

 

一方、SNS上ではこの件を「拉致」とする情報が拡散されていたが、GDIはこれを誤情報であると断じ、あくまで法的根拠に基づいた正当な対応であると説明している。

 

 

 

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