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<写真:Khmer Times>
国際的な料理対決番組「マスターシェフ・カンボジア」が、2025年国際エミー賞の正式ノミネート作品に選出された。
カンボジア国内で制作されたテレビ番組として、同賞へのノミネートは初の事例となり、同国のメディア業界にとって歴史的な出来事となった。
番組の制作を手がけるカンボジア放送サービス(CBS)は「カンボジアのテレビ番組が国際的な舞台で注目を集めたのは初めてであり、非常に光栄である」との声明を発表している。
マスターシェフ・カンボジアは、プノンペン中心部に位置するCBSのカムウッド・スタジオで全編が制作されており、地域密着型の制作体制が評価されている。
2024年に放送された第3シーズン(全25話)は、インターネットおよび地上波放送を通じて累計2億8000万回以上の視聴を記録し、国内外で大きな反響を呼んだ。
現在放送中の第4シーズンでは、よりスケールを拡大し、緊張感と高い料理技術が際立つ構成で注目を集めている。
国際エミー賞は、米国外で制作された優れたテレビ番組を顕彰する目的で1969年に創設されたものであり、国際テレビ芸術科学アカデミーによって主催されている。
同アカデミーは、世界60カ国以上の業界関係者を結集し、国際的な協力とメディア産業の革新を推進している。
今回のノミネートは、カンボジアにおける番組制作の質の高さと、国際水準に見合うコンテンツの存在を示すものであり、同国のメディア産業における新たな一歩と位置付けられる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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