ローション女王、違法製品販売と扇動行為で拘束

＜写真：khmertimeskh.com＞

ローション販売を手がけ、ソーシャルメディアで人気を博していたインフルエンサー「Love Riya」ことチェン・スレイラスが、違法成分を含む製品の販売および扇動的言動により、重大な問題に直面していることが明らかとなった。

カンダール州警察のチュオン・ソチット少将が8月20日、これを公表した。

警察の発表によれば、チェン氏が販売していた4種類の化粧品から、法定基準を超える有害成分が検出された。

これらの製品は、消費者の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があるとされる。

特に被害者の多くは、チェン氏の発信や評判を信頼し、生活費を切り詰めてまで製品を購入していたと報告されている。

チェン氏は8月14日に当局により身柄を拘束され、翌15日にはカンダール州裁判所によって仮拘留が決定された。

容疑は「重大犯罪の扇動」および「軍の士気を低下させる発言」であり、ソーシャルメディア上において軍を侮辱する発言や、カンボジア・タイ国境問題、さらにはタイ製品の使用に関する扇動的な投稿が拘束の一因となった。

これらの行為によってチェン氏が展開してきた化粧品事業は信用を大きく失墜しており、今後は刑事責任の追及も避けられない見通しである。
 

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