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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア教育・青年・スポーツ省は、日本の教育テクノロジー企業であるスララネットと、国内における数学教育の向上を目的とした5年間の協定を締結した。
本協定に基づき、クメール語で提供される数学の電子学習(eラーニング)教材を通じて、小中学生および教員の能力強化を図る。
調印式は8月21日に実施され、ハン・チュオン・ナロン副首相兼教育相と、スララネットの湯之川CEOが出席した。
今回の連携は、児童生徒の数学的思考力の向上と同時に、教員に対するICT教育スキルの育成を主眼としている。
プロジェクトの内容は、クメール語によるデジタル教材の開発、教育資源の拡充、教育現場におけるICT活用の促進など多岐にわたる。
これにより、カンボジアの数学教育を国際水準へ引き上げることを目指す。
また、パイロットフェーズでは、教員の授業設計力の向上や、公教育が直面する課題の解決にも取り組む予定である。
湯之川CEOは、これまで同省と連携して進めてきた中学1年生向けのオンライン数学・理科授業に触れ、今回クメール語をeラーニングプラットフォームに追加したことにより、英語、インドネシア語、シンハラ語に続く多言語対応が実現したと説明した。
そのうえで、カンボジアにおける学習環境のさらなる向上に貢献する意欲を示した。
ナロン副首相は、クメール語対応による学習機会の拡大を高く評価し、スララネットの貢献に対し感謝の意を表した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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