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<写真:Khmer Times>
日本カンボジア協会(JCA)の高橋文明会長は24日、工業科学技術革新省のHeng Sokkung国務長官兼報道官と投資協力に関する会談を行い、同協会がカンボジア主要分野への投資を促進・誘致する取り組みを実施していることを明らかにした。
投資の可能性がある主な分野は安全な水供給や自転車工場、カシューナッツ工場、電気自動車組み立て工場、移動式発電所であるという。
同会長によると、日本側は同省が管轄する多くのプロジェクトに興味を示しており、同協会は日本の投資家に対して水分野や自転車工場、カシューナッツ工場、科学技術パーク、中小企業への研究を継続するように勧めている。
また、投資家は電気自動車やEV用急速充電器、モバイル、カフェ、ゴールデンシルク・プロジェクトなどへの投資にも意欲的であるという。
同会長によると、日本の代表団は主要分野への投資に向けた研究を目的として、11月に3度目のカンボジア訪問を行う予定である。
Sokkung氏は日本側のコミットメントを歓迎し「カンボジアは日本の投資家を受け入れ、協力する準備ができている」と述べている。
カンボジア開発評議会は2023年1月末時点で日本からの投資プロジェクト150件を承認しており、投資総額は約29億ドル(約3873億2300万円)に及ぶ。
商務省によると、カンボジアは二国間自由貿易協定(FTA)の交渉において、日本が優先的な貿易相手国となることを期待している。
カンボジアは日本に衣料品や鞄、履物、家具、化粧品、紙・事務用品、革製品などを輸出し、日本から機械や自動車、電子機器、家具、布地、プラスチックを輸入している。
日本の財務省貿易統計によると、2022年のカンボジアの対日輸出額は前年比32%増となる2540億円に達した。
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