ベトナム建国80周年、プノンペンで記念式典

＜写真：khmertimeskh.com＞

カンボジアの首都プノンペンにおいて8月22日、在カンボジア・ベトナム大使館主催による「ベトナム社会主義共和国建国80周年記念式典」が開催された。

会場となったソフィテル・プノンペン・ポキートラには、フン・セン上院議長をはじめ、国会議員、政府高官、各国外交団、カンボジア在住のベトナム人コミュニティの代表者らが出席した。

式典では、駐カンボジア・ベトナム大使グエン・ミン・ヴー氏が登壇し、1945年の8月革命およびバーディン広場における故ホー・チ・ミン主席による独立宣言を振り返った。

ヴー大使は「ベトナムは貧困と戦争の時代を乗り越え、近年では世界で35位に位置する活力ある経済へと発展を遂げた」と述べ、2030年までに中上位所得の工業国となる目標を掲げた。

これに対し、フン・セン上院議長は「80年前のベトナム独立は、カンボジアを含む東南アジア諸国における植民地支配からの解放運動にとって大きな励みとなった」と語り、ベトナムの指導部および国民に対して祝意を表した。

式典の締めくくりには、両国の友好関係を象徴する文化公演が披露され、出席者の拍手を受けた。

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