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<写真:Khmer Times>
カンボジアは11月9日に独立71周年を迎え、プノンペン市の独立記念塔で記念式典が行われた。
式典はシハモニ国王が主宰し、元首相で現上院議長のフン・セン氏、国民議会議長のクォン・スダリ氏、首相のフン・マネット氏を含む政府要人や外国外交団が出席した。
数多くの市民、学生、青年層も集まり、国王への敬意と国への誇りを示し、式典ではシハモニ国王が記念の花輪を捧げ、国家の象徴としての勝利の火を灯した。
この火は3日間燃やされ、独立を象徴する象徴的な役割を果たす。
また、風船とハトが解き放たれ、独立と自由の象徴として祝賀の意味を込めた花火も夜空に打ち上げられた。
フン・セン氏はSNSを通じて、国父ノロドム・シハヌーク元国王が果たした独立運動の偉業を振り返った。
フン・セン氏は「11月9日はカンボジア国民にとって、国父シハヌーク王の献身と努力を称える日である」と述べ、知識人や兵士が王の指導のもとで真の独立を求めて闘った歴史を改めて強調した。
カンボジアは90年間のフランス保護領時代を経て、1953年11月9日に完全独立を達成した。
この際、シハヌーク元国王の指導のもとで、民兵運動を含む国民の積極的な参加により、カンボジアの統一と決意が示された。
独立記念日には毎年、国王の主導のもと、政府関係者や市民がプノンペンの独立記念塔に集い、花輪を捧げている。
さらに、全国の政府施設には独立記念を祝うスローガンが掲げられ、3日間にわたって花火がチャクトムク川で打ち上げられた。
同日は王立カンボジア軍(RCAF)の創立71周年でもある。
また、英国のチャールズ3世もシハモニ国王に祝意を伝え、両国の関係を重視し、平和や気候変動といったグローバルな課題に対する協力の重要性を強調した。
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