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<写真:Khmer Times>
6月20日は元首相であるフン・セン上院議長が1977年にベトナムへ渡り、ポル・ポト政権打倒の支援を求めた歴史的な旅路から48周年となる。
カンボジア国民愛国戦線発展委員会によれば、2025年6月20日には出発地であるトンルンクム州メモット県の軍事拠点「Techo Koh Thmor X16」にて記念式典が執り行われる。
式典にはフン・マネット首相を代表して国防副首相のテア・セイハ将軍が出席する予定である。
会場となる軍事拠点は「英雄たちの血と命を記憶し、国家の団結を称える場」として位置づけられている。
フン・セン氏は当時25歳であり、ヌック・タン氏ら4人の同志と共に国境を越えてベトナムに向かい、ポル・ポト政権打倒のための国際的支援を求めた。
この行動は翌1978年12月2日にカンボジア民族救国統一戦線(NUFSK)を設立し、武装闘争へと進む道を切り開く契機となった。
記念式典には閣僚や政府高官、民間企業関係者、そして一般市民が招かれ、当時の歴史的挑戦と犠牲に敬意を表するとともに、「国家統合」の象徴としての意義が強調される。
この行動はポル・ポト政権による大量虐殺から国を救った転機として国民の記憶に刻まれており、現代カンボジアの国家アイデンティティの礎を形成した重要な出来事とされている。
フン・セン氏は、この節目に際して「国民を解放するためには、行動に移すしかなかった」と当時を振り返っている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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