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<写真:Khmer Times>
カンボジアのフン・セン上院議長は7月22日、日本の電子部品大手ミネベアミツミによる同国での事業拡大計画を歓迎する意向を示した。
ミネベアミツミは2025年12月にポーサット州で新工場を稼働させる予定であり、カンボジアにおける長年の事業展開の一環と位置づけている。
フン・セン氏はプノンペン市内の上院宮殿でミネベアミツミの会長兼CEOである貝沼由久氏と会談した。
両者の関係は10年以上にわたって続いており、今回の再会はその信頼関係の深化を象徴するものとなった。
広報担当のチェア・ティリット氏によれば、フン・セン氏は同社の進展に対し喜びと誇りを表明した。
貝沼氏は、フン・セン氏が首相在任中から同社のカンボジア事業を支援してきたことに謝意を示し、それが同国での成功に大きく寄与したと述べた。
また、新工場の開設によって現地雇用の拡大が見込まれることにも言及した。
一方で、タイ国境の一時閉鎖により部品の輸送に支障が出ている現状についても懸念を示した。
これに対し、フン・セン氏は、国境問題が経済、観光、社会、軍事など他の分野に波及しないよう、タイ側に慎重な対応を要請していると説明した。
ティリット氏はカンボジア政府が企業の規模や出身国にかかわらず先着順で投資を歓迎する姿勢を貫いており、こうした政策が投資家の信頼を支える基盤となっていると強調した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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